本象牙のすべて 黒水牛と白水牛の全て 本柘の全て

本象牙のすべて

象牙は印材として古代からずっと親しまれてきた歴史があります。
長い歴史の中、親しまれてきたのにはやはり理由があります。
それは、耐久性・朱肉との相性の良さ(初めて本象牙印で押印された方が、その時の印影が鮮明なのとその押しやすさにビックリされる方が良くいます)・何より使い込めば使い込む程、朱肉と調和して独特の象牙色に変化する神秘的な魅力もあります。
そしてなにより象牙印を持つ人の人格を高めるのも最大の魅力の一つです。

下に、象牙の材質についても説明していますので是非ご覧下さい。




・昔から象牙は魔除け・健康長寿・材運など
 吉運としていろいろな面で使われてきま
 した。
 その中でも象牙は印材として耐久性・風格
 等すべての面で最良といわれています。


当店の本象牙は通商産業省認定の
印材です。
ワシントン条約・種の保存法を厳守し
政府公認の正規輸入品認定の印材
のみ使用しています。
安心してお買い求め下さい。


上記図をご覧下さい。象牙の断面図となっています。

まず、1番の場所から取れる印材は芯持ちとなります。
(一本の象牙から一本か二本しか取れない最高級印材)

そして、2番の場所から取れるのが横目日輪となります。
(こちらも数本しか取れない為最高級印材です)

3番と4番の場所が、象牙の先から順に極材〜並材
となっています。

6番の場所はものすごく目のあらい部分(廃材)になります。(当店ではこちら(6番)の象牙は取り扱っていません)
(よくある、低価格の象牙などがこちらになります)

 
並材と中材はどれだけ違うのか?
中材と上材はどれだけ違うのか?
お客様が一番気になる所だと思います。

下記部分をクリックして頂けると各印材の比較写真を載せていますので、ごゆっくりご覧になって下さい。

印材比較写真はココをクリック!!


お客様に本来の象牙の良さを実感して頂き、気に入って
頂けることが私たちは大変嬉しく思います。



黒水牛と白水牛の全て
黒水牛と白水牛では何故白水牛の方が高いの?と、思った事がありませんか?

黒水牛は本当に黒色ですか?と言う質問が過去に何度かありました。
実は元々はまったくの黒色というわけではありません。
黒水牛の本来の姿は縦に黒い線がなどが沢山入っていたり、全体が灰色で年輪の模様が目立っていたりと見た目があまり美しくないので、黒い塗料を入れて染め上げています。
一般で流通している黒水牛のほとんどが塗料をいれて加工したものです。
(まれに黒に限りなく近い黒水牛で加工していない物もあります。ですが真っ黒ではありません)

白水牛は天然印材の為取れる数が黒水牛と比べ数が少なくなってしまいます。
よって、黒水牛と白水牛に値段の差ができるのです。


白水牛は
・茶色と黒色の線が入っている物(右写真1参照)
(当店ではこれをオランダ水牛とします)

・線の混ざっていない飴色の物(右写真2参照)
(当店ではこれを白水牛とします)

・線も混ざっていなくて、見た目が半透明で非常に美しい物(右写真3参照)
(当店ではこれを純白水牛とします)

大きくわけてこの3種類になります。

 1   2   3



本柘の全て
本柘は木製の印材の中でもっとも印鑑に適しており、使っていてなんとも言えない和の温かさがあります。

価格も他の印材と比べて比較的安価で、最も大衆的な印材です。

ですが象牙や水牛と比べると、質が柔らかくて弱い為・欠落・汚損などで欠けやすくなっています。
ゆえに、短期間使用の印材として適しています。

例えば、個人商店の方など三年後には株式会社にする予定でその間に使いたい社印として本柘を使うというケースはよくあります。

注意すべき点は、国産の柘を使うことです。
現在、輸入品の柘(シャム柘)などが多く、輸入品の柘は国産の柘よりまだ耐久力が悪くなっています。

値段は輸入品の柘のほうが断然安くなっています。
(当店では薩摩で採れた国産の薩摩柘のみの販売となっています)

日本大聖印
〒598−0012
大阪府泉佐野市高松東2丁目3番12号

TEL・・・072−462−4185(良いハンコ)
FAX・・・072−462−0631
お急ぎ時、緊急連絡先
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定休日(日曜・祝日)
(定休日でもインターネット上で
印鑑のご購入頂けます)
インターネット取扱い責任者
上尾 恭裕(ウエオ ヤスヒロ)

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Eメール・・・yoihannko@daiseiinn.com